フロントエンドエンジニアから見たM1Macに変えて良かった事とそうでもない事
こんにちは!M1Macの納期2週間にびびったMizutani(@sirycity)です。Airは2~3週間くらいだった。proは3日とかなのにね。
今回はM1Macを3週間ほど使ってみて良かった事とそうでもない事を一フロントエンドエンジニアの視点から書いていこうと思います。ちなみにこれまではMBA2019を使ってました。
良かったこと
アプリが一部爆速
アプリは全体的に早くなりました。そりゃそうだ。M1だもん。でも中でもうわっめっちゃ早くなったって思ったのがこの3つ。
- Photoshop
- VSCode
- Safari
この3つはほんとに秒で立ち上がる。特に早くなったのがPhotoshopで、今までPSでデザインカンプもらうのは重くて嫌いだったんだけどその意識が変わったかも。 M1ネイティブ対応のPhotoshopの方がRosetta2で動いてるIllustratorより早い有様です。まあそのうちAIもM1ネイティブ対応しそうだし、もっと良くなるね。
あとちょっと別の話ですが、PremiereProも爆速になりました。
非対応アプリはもうほとんどない
個人的にDockerとHomebrewのM1対応が気になっていたんですが、2つとも現状問題なく使えています。M1のDockerはちょっと見つけにくいけどここから落とせるよ。
MySQLとかは使えないので、人によってはまだ気になるかも。ただしDockerでWordPress環境を作っている場合のMySQLはMariaDBで代用することが可能です。総じて、普通ーのフロントエンドエンジニアが使うアプリは概ね動くかなーって気はします。
そんなに良くなかったこと
思ったよりDXが上がらない
フロントエンドという括りで考えたときに絶対使うアプリで爆速になったのはVSCodeくらいです。もっとこう、個人的にはChromeとかnodeの実行速度とかSketchとかFigmaが早くなってほしかったんだけど、その辺りはあんまり変わらず。SkecthとFigmaは元が早いってのもあるけどね。
むしろ一番DXに寄与しているのはシザーキーボードまである。シザーキーボードはM1が初じゃないけどね。
一部の挙動が怪しい
特にnodenvで度々挙動が怪しくなります。v12がインストールできなかったり、v15が延々とインストール中になったり、バージョン変えるとnpmのグローバルパッケージがリセットされたり。
この辺りはターミナルをRosetta2で実行すれば解決しました。ターミナルはDockにある状態から オプション→Finderに表示→情報を見る→Rosettaを使用して開く でok。地味にめんどい。
あとはzshがたまに怪しいです。Tab押しても候補出なかったりします。たまにね。
結論
M1最高。確かに不満もちょいちょいあります…が、これが11万で手に入るってのがすごい。これに尽きる。もし17万くらいしたらめっちゃ落ち込んでた。
購入する際に同価格帯のChromebook、Windows、Linuxともちょっと迷ってそれぞれ
GalaxyChromebook、 Galaxyflex、XPS13を検討していたんですが、結果的にMacを選んで満足です。OSは別として単純にスペックが高いです。同価格帯ではね。
しばらくはプログラミングのお供にM1Macを大事に使おうと思います。以上。