GooglePayでVisaタッチを使う時に知っておきたい過酷な現実【追記あり】
こんにちは!Visaタッチを使う時に緊張しがちなMizutani(@sirycity)です。たまに店員さんに通じない時があって...
今回はGooglePayでVisaタッチを使おうと思ってる人や既に使ってる人向けに過酷な現実を教える記事です。
※内容は十分に調べてますが間違ってても責任は取れないですよ!
はじめに
これだけは言える、2021年現在国内でGooglePayのVisaタッチを使うには強靭な精神力が必要です。ApplePayの方がはるかに楽です。これだけははっきりと真実を伝えたかった。
1. デビットカードのみ登録可能、クレジットカード不可【追記あり】
GooglePayに登録することでVisaタッチの対象となるのは デビットカードのみです。クレジットカードは今のところ使えません。
2022/2/2追記: 三井住友カードが対応予定になりました!↓
2022/2/14追記: EPOSカードも利用可能になりました!!
しかしながら、依然としてGooglePayに三井住友とEPOS以外のクレジットカードを登録してもVisaタッチとして使うことはできません。たとえクレジットカード本体がVisaタッチに対応していたとしても使えません。
ほんとにこれ大事なことのわりに全然広まってないので声高にして言いたい。
使えないカード
有名どころだと楽天カードや三井住友カード(NL) はVisaタッチ搭載のクレジットカードですが、こいつらを登録してもVisaタッチとして使うことはできません。 三井住友カード公式にも書いてあります。三井住友はVisaタッチが強力なだけに(コンビニとマックで5%還元)、あまりに痛すぎます。
追記: 三井住友カードは対応予定 対応しました
※ Google Pay でVisaのタッチ決済、Mastercard®コンタクトレスはご利用いただけません。(2021年10月現在)
ちなみにクレジットカードじゃなけりゃ何でもいいかと言うとそんなこともなく、Kyashみたいな非クレジットカード+Visaタッチも駄目です。もう全部だめじゃん...
使えるカード
逆に使えるカードはこいつら。デビットカード。
あと公式の表には載ってませんがPayPay銀行デビットカードは使えます(謎の隠し要素)
注意!クレジットカードは使えなくても登録はできてしまう
ここまでで十分にカオスなのに更に厄介なのは、Visaタッチが使えないカードであってもVisaタッチの対象として登録できてしまうことです。(゚Д゚)ハァ?
わけわかんないでしょ。↑の楽天カードとか三井住友カードとかをGooglePayのアプリからVisaタッチの対象として登録しようとするとなんと普通にできちゃいます。あたかも使えるかのような表示になります。そしてそのままコンビニとかで決済しようとするとエラー。ここで初めて使えないことに気付きます。だいぶ分かりにくくない...?せめて使えないカードは対象に登録できないようにしてくれると助かります。
裏技
何事にも例外はあるように、実質的にクレジットカードを使ってGooglePayのVisaタッチを使う方法があります。それはRevolutを経由すること。
- RevolutをGooglePayのVisaタッチに登録
- 楽天カードからRevolutにチャージ
- Revolutで決済
とすればあら不思議、楽天カードでGooglePayのVisaタッチが(実質的に)できました!めんどいけどね。
2. Androidの場合は決済時にロック解除が必要
これもかなり重要なわりにあんまり書いてないので書きます。
AndroidのGooglePayは決済時にロック解除が必要です。ロック解除が必要です。なおfelica系(Suica、ID、Edy、QuicPayなど)はロック解除不要です。
ちなみにApplePayも一部除きロック解除が必要です。なのでGooglePayの弱点というわけではないかもしれませんね。でも分かりづらいことに変わりはないです。
3. WearOS(スマートウォッチ)ではGooglePayが国内使用不可
これもやっぱり大事なのに全然書いてないです。
2021年現在、国内のWearOS搭載スマートウォッチではVisaタッチどころかそもそもGooglePayが使えません。何をしようが絶対に使えません。WearOS搭載のスマートウォッチでVisaタッチを使うのは諦めましょう。ちなみにApplePayは普通に使えます。
WearOSのスマートウォッチといえばFossilとかmobvoi、最近だとGalaxyWatchがありますが、日本においてはこいつらで電子決済をすることは不可能です。買って後悔しないようにしましょう...
2022/9/13追記: 日本国内でもWearOSでGooglePayが使えるようになりました!
ただしWearOS以外でVisaタッチが使える
じゃあスマートウォッチでVisaタッチは諦めなきゃ駄目かというとそんなことはなく、国内においてはGarminPayとFitbitPayがVisaタッチに対応しています。こいつらはそれぞれGarminとFitbitのスマートウォッチで使える決済で、名前は違えど実質的にGooglePayです。GooglePayが使える店舗なら基本的に使えますし使い方も一緒です。やったね。
...喜んでいるところ申し訳ないですが、こいつらも勿論デビットカードしか登録できないです。さらにこいつらは条件がGooglePayより厳しく、GarminPayは
の3種類のみ、FitbitPayに至っては↑のうちSonyとPayPayの2つのみとごく一部のデビットカードしか使えません。残念だったな。Sonyはめっちゃ頑張れば2%還元になるのでそこを目指そう。
追記: GalaxyWatchで使えるようになるかも?
真偽不明ですが記事を見つけたので載せておきます。
さいごに
さいごにもう1回同じことを言って終わりにしたいと思います。
2021年現在国内でGooglePayのVisaタッチを使うには強靭な精神力が必要です。ApplePayの方がはるかに楽です。
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