Slackに予約投稿機能ができて嬉しいけどそれでもまだ少し不満な理由【追記あり】
こんにちは!Googleは好きだけどチャットはSlack派、Mizutani(@sirycity)です。GoogleChatを使ってたこともあったんだけど、チャットルームが削除できないというトンデモ仕様を知ってからSlackに戻しました。怖すぎか?
今回は、そんなSlackに念願の予約投稿機能ができて嬉しいけど、まだ少しだけ不満がある…って話です。
まずは結論
PC版からの予約投稿時間を30分刻みじゃなくて自由に設定できるようにしてほしい!
7/11追記: PC版からでも手打ちすれば任意の時間が設定できました!
はじめに
予約投稿機能とは
予約投稿機能とは未来に投稿したことにする機能です。普通のチャットだと送信を押した瞬間にメッセージが送られますが、予約投稿をすると明日の15:00に送るみたいな設定ができるようになります。
どういう時に使うか
たとえば「土曜日に連絡事項を思い出したけど休日だから送るの申し訳ない、でも月曜日になったら忘れそう…」って時に使います。
予約投稿機能のあるアプリ
有名どころだとTwitterとかGmailとかに予約投稿機能があります。チャットツールだと見たことない。
Slackには予約投稿機能がなかった
Slackはそもそも予約投稿機能に不要の立場でした。こちらから一部引用します。
「既読表示・予約投稿がない」理由はSlackの製品哲学
予約投稿については「いつでも送信できる、受け手は通知をオフにできるというSlackの強みに対して本当に必要か」という課題がある
予約投稿機能が欲しい理由
とはいえ個人的には予約投稿機能は何が何でも欲しかったです。Slackの理念なんて知らない!理由はこちら↓
気を遣わせる
これが一番。土曜日に送っておきながら「確認は月曜でいいよ!」って言うのは滅茶苦茶気を遣います。だって相手から見えるようになるのは土曜日の時点だもん。
だからといって月曜日に送ろうとするとその間に忘れます。しかも覚えてたとしても朝弱い人は朝に送れない。Slackのお兄さんは「いつでも送信できる」って言ってるけど、そんなことないでしょうよ。このお兄さん見た感じ朝に強そうだし。
土日に送るリスクが高い
上記に関連しますが、休日の業務連絡をよしとしない文化があるかと思います。合理性云々ではなく、そもそも休日の送信という行為自体が社会的なマナーとしてタブーという観点です。そのようなケース、ひいてはそういった価値観を持つコミュニティでのトラブルを避けるためにも、休日に送って平日に送られるような挙動がほしい所です。
リマインダーは送信時間がバレる
ちなみにSlackにはリマインダーという予約投稿みたいな機能がありますが、これは送信した時間がバレます。月曜日に流れるリマインダーを設定しても、それを設定した時間が土曜日だということが相手にバレます。
するとこのリマインダーを見た相手はこう思います。「この人ほんとは土曜日に喋りたかったんだけど気を遣って月曜日にリマインドしてくれてるのか、申し訳ない…」
すると送る側もこう思います。「相手に申し訳ないなんて思わせてしまうかも…申し訳ないと思わせてしまって申し訳ない…」
コントみたいな話ですが僕はこれ結構思いますし、少しつらい気持ちになります。いやほんとに。
通知オフの機能が浸透してない
Slackで数百人くらいには会っていますが通知オフの機能を使いこなしている人なんて10人もいませんでした。機能があること自体が浸透していない印象です。
いわんや、情報の取捨選択は受け手にあるなんていう価値観を支持している人はどれほどいるんでしょうか。一般人の感覚としてはメッセージが来たらスマホが鳴るのが当たり前じゃないでしょうかね。
サードパーティ製の予約投稿機能もあるけど
有料だったり使いにくかったりする。
ついに予約投稿機能が出た
ですがそんな心配は今日で終わり。7月11日現在、スマホアプリ版とPC版の一部環境で予約投稿機能が使えるようになりました!
使い方は超簡単。スマホなら送信を長押し、PCなら送信ボタンの右から起動。やった!Slack万歳!
しかも相手からは予約投稿していることが分かりません。Slack最高!神!
ちなみに予約投稿機能の追加はSlackの方針の変更によるものだそうです。
しかし細かい不満が
…とはいかず、1点だけ不満があります。それはPC版だと30分刻みでしか投稿時間を設定できないこと。9:00とか9:30はできても9:03とかはむり。
不満な理由
これの何が不満って予約投稿していることが相手にバレる可能性がある点です。例えば月曜の9:00ジャストにメッセージ来たらどう思います?
「あれっ時間ぴったりだ…ひょっとして予約投稿? この内容ほんとは土曜日に送りたかったんかな…気を遣わせて申し訳ない…」 ってなります。そして送る側もまた、相手をこのような気持ちにさせる可能性があることに罪悪感を感じます。
7/11追記: PC版からでも手打ちすれば任意の時間が設定できました。一見30分刻みにしか設定できないようですが、時間が表示されている部分に手打ちできます。
お願い
Slack様。PC版からでも時間指定自由にできるようにして下さい。アプリ版からならできるじゃない。お願い。
7/11追記: 自由に時間指定できた。Slack神。
さいごに
とはいえ、大半のチャットツールには予約投稿機能そのものがないことを考えるとやはりSlackが最強という確たる信念が芽生えます。これからもSlackはズッ友。以上。