リモート追跡ブランチはリモートブランチ近況に改名してしまおう
こんにちは!Gitを分かってるオーラを出すのが上手いMizutani(@sirycity)です。ちょっと外れた操作は全部調べてる。こっそり。
今日はそんなGitのリモート追跡ブランチに関してです。
リモート追跡ブランチ
リモート追跡ブランチはリモートを追跡しているブランチです(進次郎)
正確に言うとリモートブランチの様子を追跡しているローカルブランチです。
確認
リモート追跡ブランチの一覧を確認するにはこう↓
git branch -r
ローカルブランチと両方とも表示するにはこう↓
git branch -a
ちなみにローカルブランチはいわゆる普通のやつです。普通に確認するやつ。
git branch
ちなみにリモートブランチ一覧はこう。
git fetch
git branch -r
わかりにくくない?
ところでこのリモート追跡ブランチ、名前分かりにくいことないですか?僕はエンジニア人生の間ずっと思ってます。
結局ローカルにあるんかい
リモート追跡ブランチはローカルにあるんですが、名前からは分かりません。ってかリモートにありそうです。リモートって書いてあるし。
英語だとRemote-tracking branchなので ー where it’s local みたいなニュアンスでローカルにあるって連想できるんですけどね。
追跡ってなんやねん
追跡って単語があまりにも非日常的で想像しにくいです。ってか日本語だと追跡の主語はまあまず人間ですよね。だから余計に分かりづらいのかも。
ブランチなの?
リモート追跡ブランチはブランチなんですが(進次郎)特に初学者にとってブランチで思い描くのはローカルの通常のブランチです。リモート追跡ブランチなんて概念すら分からないでしょう。
じゃあ分かりやすいネーミングにするには
というわけでリモート追跡ブランチの名前を勝手に変えてみたいと思います(湯婆婆)
どんなネーミングにすると分かりやすいかって?↑の3つの逆にすれば良いんです。ローカルにあることが分かりやすく、追跡って言わずに、ブランチっぽくなくすればいいです。
命名:リモートブランチ近況
というわけで考えたのがこの命名、リモートブランチ近況です。
リモートブランチの最近の状況を教えてくれる速報みたいなニュアンスです。リモート以外にあることも分かりやすい、追跡って言ってない、ブランチっぽくない。さらに近況ってネーミングにより「だいたいの情報は把握してるんだけど最新じゃないよ」感も出ています。完璧ですね(熱い自画自賛)
余談:fetchについて(catchup)
ちなみにGitのfetchコマンドはリモートブランチの最新状況をリモート追跡ブランチに反映するというコマンドなので、今回の命名的にもドンピシャですね。もうfetchコマンドの名前も変えちゃいましょうか。じゃあcatchupね(有吉)
さいごに
なんか書きながら思ったんですが、Gitのコマンドってちょっと英単語のクセありますよね。もっとも、この感覚は英語ネイティブじゃないからってのもあるかもしれませんが。機会があったらGitの名前ぜんぶ勝手に変えるとかやってみたいです。
以上です。リモートブランチ近況、リモートブランチ近況をよろしくお願いいたします