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Googleの「デバイスを探す」機能の現在の立ち位置

Googleの「デバイスを探す」機能の現在の立ち位置


こんにちは!イヤホンを忘れた。Mizutani(@sirycity)です。この記事を書いてる間音楽聞けない…

今日はそんな忘れ物を防止する?Googleのデバイスを探す機能についてです。この機能の2024年現在の立ち位置を確認しときます。ほぼ自分用記事。

結論

2024年11月現在の個人的な感想としては「全然使えるが単体だとちょっと…あと劣化AirTag感ある」みたいなところ。今後に期待

はじめに

Googleのデバイスを探す機能はGoogleアカウントにログインしてる端末がどこにあるかを探せる機能です。そんだけ。Appleでいうところの探す機能。

表記について

この機能、英語だと find your phone ですが日本語だと表記揺れがやばい。この記事ではデバイスを探すに統一します。あとAppleの方はAppleの探すって書きます。ググラビリティ終了。もっと名前なかったんかい。

ハードウェアとソフトウェア

このデバイスを探すはAppleの探すをパク…対抗して近年できた機能です。Appleの方はハードウェアはApple製品もしくはAirTag、ソフトウェアは探すということでまあシンプルに提供できてますがGoogleの方はハードウェア不在のままソフトウェアが先行している印象です。ソフトウェアって何?って話ですが↑で書いたとおりGoogleにログインしてるPCとかスマホの位置を探せる機能ってことです。

ところがGoogle様、今年あたりからようやくデバイスを探すに対応したハードウェア、要するにAirTag的なやつを販売し始めました。ただし自分で作ってるわけじゃないです。サードパーティー製です。まあAppleの探すもサードパーティー製あるけど。

Googleのデバイスを探すに対応している主要なトラッカーたち

プラットフォームに乗っかる?自前?

こうして見るとMotorola以外は元々自前でスマートトラッキングのプラットフォームを持っていたブランドですね。自前プラットフォームの製品も引き続き併売しつつ、Googleの規格にも対応するよーってことなんでしょう。もっと言うと3ブランドともAppleの探すと二股かけてるし、Pebblebeeは1個で両方対応のやつもあります。TileとかMamorioみたいな単体で強い所は今も自前プラットフォームのみですね。

早見表

ソフトウェアハードウェア自前ハードウェア3rd
デバイスを探すなしEufy, Chipolo one point等
Appleの探すAirTagEufy, Chipolo one spot等
ChipoloChipolo Oneなし
TileTileなし

その他のハードウェア

一応他の例としてSONYの一部ヘッドホンが対応してたりします。この辺は細かいのが色々。

めっちゃ良くない?

ここまで聞くとデバイスを探すはめっちゃ良いような気がします…しかし。そうもいかない。今日のメインテーマはここです。

デバイスを探すの不安点

知名度

まず何よりも不安なのが知名度。AirTagのそこそこな知名度に対してデバイスを探す機能は知名度皆無。Appleブランドの影響、シェアもあるでしょうが純正のハードウェアが無いのも原因だと個人的には思います。あとやっぱ名前が悪い。

アクティベート

さらにこのデバイスを探す機能、サポートしている端末で多数を占めるであろうAndroidは初期状態でオフで明示的に許可する必要があります。そこに加えて前述の知名度です。ネットワークがどれだけ機能するかは微妙です…せめてデフォルトがオンになれば。

機能不足

機能として置き忘れ通知がありません。出かける時に家に忘れた!みたいなのは検知不可能。この機能はAirTagはじめ主要デバイスでは提供しているので(Tileは有料だけど)なかなかきつい。盗難防止にはなるけどね。

さいごに

デバイスを探す、現時点ではまだまだ色々不足しておりアーリーアダプター向けの印象です。ただ懸念点はいずれも時間が解決してくれそうなものばかり、3年後くらいには普通に使えるかもしれません。まあ、AirTagがすでにその状態なんですけどね。以上。



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