UpNoteから移行し、迷走し、Obsidianに辿り着いた
こんにちは!加齢で記憶力が落ちてきているMizutani(@sirycity)です。結果的にメモの習慣ができたからよし。
今日はそんなメモに使ってるアプリをUpNoteからObsidianに移行した件です。
UpNoteの不満点?
正直不満はないです。3ヶ月前には絶賛してたわ。
ただ、やはり気になるのは表が作れない。まあ作れるんだけどUIが悪い。作った後サイズ変えれないし。メモで表作る?って話なんですが1年ちょいUpNote使っててけっこう欲しい場面多かった。最大の理由。
あと持続性若干不安。ロックインしちゃうの怖い。メモ帳は今後の人生ずっと使い続けるだろうし。まあエクスポートはできるけどね。
あとはなんだろう…飽きた、とか。文字書くだけだしね。そりゃメモ帳なんだから文字書くだけだろって話だけど。なんか面白い機能欲しい。
移行先の検討
というわけで3月くらいから徐々に移行先を検討しはじめました。別にUpNoteで不自由してないのにな。もう表が作れて普通に使えて面白そうなやつならいいや。
Mem
やっぱ時代はAIですよね。というわけでMemが第一候補に。MemはAIブームの前からAIしてて好感。
…と思ったのも束の間、Androidのネイティブアプリが無く断念。残念。あとAIとの会話英語しかできないの普通に辛い。あとフォルダ分けもできない。けっこう懸念点あるな。
NotebookLM
やっぱ時代は…というわけでGoogleが出してる有名なやつ。機能面では言う事無しでしょう。
ただ流石にこれ使い始めるとGoogleにロックインしすぎ感ある。可搬性の可の字もない。一生抜け出せなくなりそう。あとディレクトリの設計が独特なのと一覧性悪いの気になる。
Supernotes
機能は全てを満たしている。言う事無し。軽いのも嬉しい。ぶっちゃけこれで良い。
ただこれだとあまりにもUpNoteから移行した意味が…ただただ有料になっただけ感ある。表使えんし。可搬性も気になる。しょうがないんだけどこの規模のSaaSが今後残れるかちょい心配。
Capacities
多機能。ぼっち専用Notion。溢れ出るNotionでいいじゃん感。無料枠が贅沢なのは嬉しい。まあNotionも個人なら無料だけど。1人でめっちゃメモ作り込んだりしたい人にはいいかも
Nuclino
老舗。アプリ爆速UX急上昇。しかし無料制限あり。ローディング速度のために月額1000円を払えるほど富豪じゃなかった。あとネイティブアプリは言うほど早くない。
Walling
マイナーだけどUIおしゃれ、無料枠だいぶある、一覧性良いとなかなか。ディレクトリ構成が独特なのでハマる人はハマりそう。僕はそうでもなかった(失礼)あとそのうちサ終しそう(失礼)
Inkdrop
高性能だけど!高いよ!あと意外とUIが融通きかない。Nuclino臭する。
Appflowy
このあたりからサ終の対策としてセルフホスティングに目覚め始める。第1弾がこいつ。
ただしこいつは良くも悪くも最高にNotionっぽい。見た目の装飾が多いし気軽なメモ用途にはtoo muchすぎる。
Anytype
できることが多い。UIが軽い感じなのに型定義ががっつりできる。セキュリティばっちり。他人とも共有できる。ただこいつはデータ保存部分がブラックボックスすぎて怖い。何かの拍子に消し飛びそう。Web版もない。メモアプリにE2EEは要らんというのが個人的な結論。
Notesnook
UIがかっこいい。あとセルフホスティングできるようになるらしい。いいな。たださすがにシンプルすぎた。時刻のyyyymmddすら設定できないのはきつい。まあ別にオープンソースだから自分でいじればいいとはいえ、今後の人生のメモを預けるのは不安すぎる。
Outline
セルフホスティング可能なNotionの中でも一番の古株。ただ認証周りが見た所相当だるそう。唯一こいつだけは実際に触ってみることなく断念する。
Joplin
沼の出口が見えてきた。markdownをローカルに直接保存、かつ同期は他のアプリで担うような形式のアプリにこの辺りから目覚め始める。
第1弾はこいつ。特に不満無し。無いがこの後の2つがあまりに強すぎた。とはいえ新規作成の+ボタンとかはこの後の2つにも見習ってほしい。
Logseq
ローカルファースト第2弾。Joplinと比べて高性能さとUIの綺麗さが際立つ。こいつとなら人生を共にしてもいい。
結局選ばなかったのはほんの些細な差で、フォルダ作れないとか開発方針が怪しいとか、そんなくらい。全然これでいい。
Obsidian
ついに来た。最終的に選んだObsidian。俺が求めていたのはこれだった。全てに不満が無い。嘘。ちょっとある。1タップでファイル新規作成できないとか。UIがびみょいとか。だがもう良い。
そして時代も味方している。今回の選定に流行っているかどうかは一切考慮してないのに世間の流行りと同じ場所に辿り着いた奇跡。世界の流行を作っている気分になった。
目に見えて良くなったこと
グラフビューきれい… うそ。これは一瞬で飽きた。
すぐに実感できたのは2点。まずは前述の通り表が使えるようになったこと。そしてサ終や改悪に怯える必要がなくなった。自分が意識下でびびっていたことを実感。何にも依存しない気持ち良さ。100年経っても大丈夫。
さいごに
こんなに迷走しまくって挙げ句わりと普通なObsidianに決定。良いオチになりました。今のところ一切不便なし。しかしまあ、これまでの傾向からしてそのうちまた飽きて他のに変えるんでしょう。でも良い。今が楽しいから。以上。