CloudflareのAccountsは意味的にはProjectsの方が適切
こんにちは!Cloudflareが何者か未だによく分からんMizutani(@sirycity)です。Pagesばっか使ってるからや。
今日はそんなCloudflareのAccounts(以下、アカウント)について。
結論
Cloudflareのアカウントはプロジェクトに読み替えた方がいいです。通常のアカウントの意味で使っている箇所もありますが無視していいレベル。
アカウント?
アカウントって分かりますか?まあこれ見てる人は分かりますよね。基本的に1人1個持っててメールアドレスとパスワードがあって自分のデータとか情報が紐づいてて、っていうあれです。普通ですね。
Cloudflareのアカウント
というわけでCloudflareにおいてもアカウントがあります。アカウントお持ちの皆さん、ログイン画面から入ってみましょう。
1団体でしかCloudflareを利用していない場合は特に突っ込みどころもなく終了です。以上。おつかれさま。
複数団体で利用してると…
ところがここでCloudflareを複数団体でご利用の皆さん、このようなURLに遷移しませんでしたか?
この画面、タイトルはアカウントですがなぜかアクセス権限のある団体一覧が出てきます。ん?
Cloudflareのアカウント
結論から言うとCloudflareの「アカウント」は「プロジェクト」だと思いましょう。アカウントじゃないです。プロジェクト。GCPとかのSaaSでよく出てくるプロジェクト。まあワークスペースでもいいです。Notionでいう所のワークスペース。組織でもいいです。GitHubでいう所の組織。
ともかくプロジェクトです。プロジェクトだと思うと先述のアカウント一覧のページも納得ができますね。つまりログインしてきたユーザーが参加しているプロジェクト一覧ってわけです。分かりやすい。
1団体のみのケース
んでもって、先述の1団体にのみ属しているケースではプロジェクトも1個です。常にそのプロジェクトが選ばれてる状態になるので特に齟齬も起こらないってわけですね。そもそも前述したURLに遷移すらしないです。
第2のアカウント
アカウントが実質プロジェクトなのは分かったとして、では通常のSaaSでいう所のアカウントは何やねんって話です。ユーザー名とかパスワードとかの個人に紐づく情報のことですね。
Cloudflareはなんとこの名称もアカウントです。
ただしこちらの名称はアプリ内ではあまり使われません。
呼称のまとめ
こんな感じ。
概念 | 一般的なSaaS | Cloudflare |
---|---|---|
1団体の情報の塊 | プロジェクト | アカウント |
個人の情報 | アカウント | アカウント |
さいごに
やはりなぜプロジェクトじゃなくてアカウントなのかというのが大きく引っかかり、これが初見殺しになっているかと思われます。絶対命名ミスったろ。
まあ覚えちゃえばそんで終わりなんですけどね。以上。