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ObsidianのBasesは中身はyaml、んでBaseというかView


こんにちは!お盆に祖母の家で本物のObsidianを見たMizutani(@sirycity)です。怪我しそうで怖くて触れなかった。

今日はそんなObsidianの新機能、Basesについて気になった点を羅列。

Basesってなんや

Notionのデータベースっぽい画面作れる機能です。有料ユーザーは今年春くらいから、無料でも8月から使えるようになりました。

思ったこと

というわけで無課金ユーザーとしてちょっと使ったので気になった点、感想を書いていきます。

中身はyaml

一番思ったのはこれ。データ構造どうなるんやろって思ってたけど文法は完全にyamlでした。ちなみに拡張子は.base

つまりObsidian完全オリジナル、汎用性は無いです。mdを保持したままコードブロックとかで表現したり、frontmatterとかmermaidの記法とかで互換性取るのかとも思ってましたが予想が外れました。作り込みすぎるとLogseqとかJoplinに移行できなくなりそう。

yamlに書いてある内容は実質config

yaml形式でfilterとかorderとかが書いてあります。実質config。Basesには他のファイルがずらーっと表示されるわけですが、これらのファイル名が保持されるわけではないです。

実態はview

というわけで実態としてはbaseというよりviewです。md一覧の見やすい画面をObisidianがオリジナルで提供する、みたいな感じ。なのでレイアウトもObsidian依存で、前述のように汎用性は持ちません。もっとも、base拡張子が普及すれば他アプリで最低限のレイアウトを保持したまま開けるようにもなるかもしれません。xlsxみたいな。

検索対象はすべてのファイル

Notionのように下位層のファイルが検索対象になるわけではないです。Obsidianはディレクトリ構造も作れますが、つまるところBasesにおいてはこれは意味を持たないです。

今までのファイルには変更なし

Basesで検索される側のファイル、つまり今までのmdファイルには何ら変更が加えられません。例えば「このファイルはBasesから参照されてるよ!」みたいなフラグが立ったりもしません。これは嬉しい。

埋め込める

従来型のmdの中にコードブロックで埋め込める…みたいです。じゃあ全部これで良かったような気もするけど。まあコードブロック+言語名もmd標準の仕様かと言われると微妙で、言語の種類や表記はパーサーに依存してたりしますもんね。

結論

少しばかり気になる点はありつつも少なくともObisidianを使い続けるという前提においては極めて有用な機能だと感じました。気になるのなんて非標準なことくらい。データの分類方法(ディレクトリ構造やリンクとか)に新たな選択肢ができた、というかこいつらとも併用できるし個人的には大歓迎です。以上。

余談

新機能の感想をさっさとブログに書くと(たとえ細部が適当だろうと)アクセス数が伸びるぞ!AIに需要取られないからね!



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