OneNoteのクセの強い構成について解説
こんにちは!Microsoftのことがよく分からないMizutani(@sirycity)です。めっちゃ使いやすいツールと超使いにくいツールがある気がするんだけどなんでだろ。開発チームが違うんかな。
今日は使いにくいクセが強いMicrosoft製のノートアプリ、OneNoteについてです。
はじめに
OneNoteとはMicrosoft製のノートアプリです。GoogleでいうところのKeep。Appleでいうところのメモ。
だがしかし、OneNoteはこいつらと比べると構成がまあ複雑で、Keepを使うテンションで使い始めると迷宮入りします。今日はそんなOneNoteの迷宮を紐解く記事です。
○○さんのノートブック
さあOneNoteを使い始めよう!…と思うや否や、突如として出現する ○○さんのノートブック (○○は自分の下の名前)。なんだこの表記は!?僕は初めて使った時ビビりました。
結論から言うとこの○○さんのノートブックは初期のファイル名です。要するに無題.txtみたいなもんです。もうちょい分かりやすく無題のノートとかにしといてほしいものです。
ノートブック?
ちなみにOneNoteにはやたらとノートブック という表記が出てきますが、これは要するにノートのことです。英語だとnotebookだからね。仕方ないね
トップページに出てくるノートブックの正体
OneNoteのトップページはこのURLなんだけど↓
https://www.onenote.com/notebooks
ここには自分のノート一覧が出てきます。これは分かりやすい。…と思うじゃん?なんとOneDriveにも同じようなページがあります。↓
これはMicrosoftの思想というか、OneNoteのデータは他のファイルと同じようにOneDriveに保存されます。OneNoteのページはあくまで見やすくするためのビューです。KeepとかAppleのメモとかはGoogleDriveやiCloudとは独立して保存されるので、この構成はちょっと直感的じゃないかもしれないですね。とはいえGoogleのスプレッドシートとかフォームとかもOneNoteと同じような方式を採っているのでまあこれは慣れかな?
ノートブックを新しく作るときは
ノートを新たに追加するときはトップページから追加するだけです。これは簡単ですね。いくつでもポンポン追加できます。
ノートブックの中身
ノートについて完全に理解したところで、○○のノートブックの中身を見てみましょう。初回だとこうなってるはずです。
- クイック ノート
- タイトルなしのセクション
- Untitled Page
なんだこの表記!?全く分かりません。サザエさんの次回予告でこの3つ出てきたら気絶しますよ。僕は最初ここでギブアップしました。
…まあ、分かってしまえばそんなに難しくないんだけど。
ノートブックとセクションとページ
OneNoteのノートはいくつかの階層でできていて、簡単に書くと
トップページ > ノートブック > セクション > ページ
みたいな感じです。
- トップページには沢山のノートブックがあって、
- 1つのノートブックの中に沢山のセクションがあって
- 1つのセクションの中に沢山のページがある。
って構成です。
2種類のセクションについて
このうち、セクションにあたるのがクイックノート とタイトルなしのセクション の2つです。最初からあるセクションはこの2つです。もちろんセクションはポチポチしていけばいくつでも追加できます。
クイックノートはセクションの中でも特別扱いです。クイックノートは全てのノートに1つだけあって、windowsのショートカットキーに対応してます。つまり文字どおりサッと書けるセクション。セクションなのにノートって名前にするから混乱する
もう1個のタイトルなしのセクションは初期のファイル名 です。機能的には何ら特別じゃないです。2回目ですけど、もうちょい分かりやすく無題のセクションとかにしといてほしいものです。
ページについて
さあ残るはページです。これは分かりやすいね。そのまんま、ページです。何枚でも追加できます。
ちなみに最初からあるUntitled Pageは特に特別な機能を持ってるわけじゃなく、初期のファイル名です。3回目ですけど、もうちょい分かりやすく無題のページとかにしといてほしいものです。
…っていうか
- ○○さんのノートブック
- タイトルなしのセクション
- Untitled Page
ってまじでひどいですね。
- 無題のノート
- 無題のセクション
- 無題のページ
に統一するだけでどれほど使いやすくなるでしょう。
さいごに
OneNoteの迷宮をお楽しみ頂けましたでしょうか。使いこなせれば強力なツールです。それは間違いないです。でも…
クセが強い
おまけ
真面目な話をすると、ここまで細部が使いづらいのはローカライゼーション不足です。Microsoftは英語を日本語にする際意訳じゃなくて直訳にしがち なので、摩訶不思議な単語がわりと頻繁に出てきます。あとは唐突に下の名前で呼んだりとかもそうですね。日本語はあとまわし。あとまわしにされないようにわれわれ日本人がんばりましょう。以上。