行と列は縦横ではなく他の固有名詞と結びつけて覚えるんだ
こんにちは!行列のできないブログ管理人、Mizutani(@sirycity)です。最初の頃は月単位で伸びてたのに…
今日はそんな行と列を覚える方法についてです。
はじめに
今回はよく見るこの図を使って説明します。ちなみに下が正解。
また、インデックスにABCと123を使うようなExcel形式を想定します。
今回取り上げる点
この2点を取り上げます。
- 行と列どっちがどっちか
- ColumnとRowどっちがどっちか
よくある覚え方(方向で覚えるやつ)
行は二の部分が横、列はリの部分が縦ってのはよく見ます。分かりやすい。これは良いんですよ。ここまでは。
方向で覚えるやつの弱点
ただ、じゃあ横だからABC側か123側かってことです。行が横だってのは分かるんです。対象となる箇所のどの部分が横なのかがわからないんです。↑の例だと
- ABCのインデックスは左から右に向かって横向きに配置
- 列1のセルは左から右に向かって横向きに配置
どっちも横の箇所があります。言わずもがな一方のインデックスともう一方のセルは同じベクトルです。ここが覚えにくい理由じゃないでしょうか。
個人的には横や縦といった言葉が入った時点でアウトだと思っています。
じゃあどう覚えるか
個人的に良いと思うのが
ベクトルが絶対に混同しないような他の概念の固有名詞とセットで覚える
ってことです。
適当に作った例
今適当に考えますが、**「行(ギョウ)さんって名前のやり投げ世界王者の中国人が自己記録の98mをもじって98行って呼ばれてる」**とかどうでしょう?こんな感じ。
まずやり投げは手前から奥に投げます。左から右には投げません。そんな投げ方したら肩が攣ります。このベクトルは間違えようがないですね。やり投げした事ない僕でも間違えないので大丈夫でしょう。
Excelの下の方からExcelに向けてやり投げるイメージです。やりがシュッと飛んでいって、グサッと刺さったセルが..例えばC98だとします。
でも別に、B98とかD98でも記録は変わんないですよね?ギョウさんの右隣から投げてる人がD98に刺さっても当然記録は98です。左隣からB98に刺しても記録98です。98というインデックス上のセルに落ちれば全部98です。んで、投げてる人の名前ギョウさんでしたね。だからこの98は行です。98行です。以上。
…みたいに適当に結びつけて覚えるのが最適解だと思います。繰り返しますが
ベクトルが絶対に混同しないような他の概念の固有名詞とセットで覚える
です。
自分の覚え方(コンサートと逆)
勿論僕はこんなやり投げで覚えているわけではなく(やり投げ選手の方すまん)コンサートと逆って覚えてます。
コンサートは自分が手前、ステージが奥です。自分が左でステージが右ではないです。そんな方向向いてたら不審者や。間違いようがないですね。
んで、ステージは向かって垂直方法の呼称が列、水平方向が番です。だから列はExcelと逆。以上。こんな簡単な覚え方です。
ColumnとRowについて
これも一緒です。縦とか横で覚えるのはやめましょう。
覚え方の例(データベース)
データベースではExcelのABCに位置する箇所の呼称がColumn、123の側がRecordです。前者はExcelと完全に同一の呼称です。以上。
…とは言ってもこの覚え方は普段データベース触るような人じゃないとなかなか難しいと思うので、自分が理解しやすい例えで。「やり投げ世界王者のロウ選手」みたいに覚えてもいいと思います。
余談
全然違うアプローチですが、ExcelにはColumn()関数とRow()関数があるのでこれを日常的に使いまくればそのうち覚えられるような気もします。
さいごに
これでもう行列の悪夢を見ずに済みますね。お疲れ様です。
ちなみにここまでドヤ顔で解説しておいてなんですが、僕はColumnが列なのか行なのかが咄嗟に出てこないです。まあ上述の2つを知ってれば導き出せるんですが、何か分かりやすい例えが欲しいものです。以上。